POG@Pur-Sangさんへの投稿

このPOGはダービー最先着馬を当てるという単純明快なゲームです。
よって、指名馬は1頭のみ。私の指名馬、指名理由は以下の通り。

ハンドルネーム : ussy
父 サンデーサイレンス
母 ローミンレイチェル
母父 Mining
馬名 ローミンレイチェルの01
厩舎 (栗)森秀行
 
指名理由
今年のダービー2着馬ゼンノロブロイの全弟。
1着馬の全弟は誕生日が遅すぎると考えて、こちらにした。
 
<以下、勝手な血統論です。長いので読まなくても結構です。>
 
ダービーの持つ意味は、種牡馬の選定である。
 
SSが登場するまで、ノーザンダンサーの血がノーザンテースト、マルゼンスキーなどによって、日本の繁殖牝馬に蔓延した。この状態でSSやブライアンズタイムが日本に導入されて成功した要因の一つに彼らがノーザンダンサーの血を持たない点がある。
 
では今の状況はどうか。SSが約10年にわたり、約1000頭のSS繁殖牝馬を残した。またSS系種牡馬もここ数年で増えたため、SS系繁殖牝馬の数は1500くらいではないだろうか。このSS系繁殖牝馬には、近親配合がこわいのでSS系種牡馬をつけることはできない。対象となるのはこれまでSSを付けられていたノーザンダンサーの血を持つ繁殖だ。ここに合うのは、非ノーザンダンサーの血である。
 
過去のSS系種牡馬には必ずといってよいほどノーザンダンサーが入っている。このため、今までのSS系種牡馬は大成功を収めることができないはずだ。おそらく、非SS非NDのよい繁殖をさがすのが難しくなるからである。(そういう意味ではエアシャカールに少し期待している)
 
では、新しい血が必要だということになる。アメリカで主流を形成したネイティヴダンサー系、詳しく書けば、ミスタープロスペクター系、エタン系がそのラインに最も近い。アメリカではとっくに主流血脈であるが、日本にはまだその血は多くはない。したがって、父SS系、母父ネイティヴダンサー系という配合が次世代の主流種牡馬となる条件として適当であると思われる。母父ネイティヴダンサーであれば、母母父以前にしかノーザンダンサーは入らない。
 
さて、今年のダービー馬ネオユニヴァースもこのパターンである。
2着ゼンノロブロイもこのパターンである。
3着ザッツザプレンティはノーザンダンサー・クロスを持つけれど、このパターンに近い。
これらが全て社台系の牧場で生産されたことの意味は非常に大きいだろう。過去もそうだったように(一時期の失敗はさておき)、今後の主流形成も社台が取り仕切ることになるということだ。
 
過去にこのパターン(父SS母父ネイティヴダンサー系)の成功例は、サイレンススズカだったが、残念な事故で命を落として以来の大物2頭だと思う。そして、来年も同じ流れが続くのではないだろうか。
 
他の可能性としては、SS>BTとなっているBTの逆襲や日本固有の血統の突然変異的な突出などが考えられる。
パーソロン→シンボリルドルフ→トウカイテイオーの流れか、
メジロアサマ→メジロティターン→メジロマックイーンの流れだろうか。
ノーザンダンサー系への回帰という話もあるが、現時点ではまだ時期尚早である。あるとすれば、
ノーザンテースト→アンバーシャダイ→メジロライアンか、
今年来年デビューする多くのノーザンダンサー系種牡馬あたりのブレイクではないだろうか。
(今年は早いと思うけどね)
今年の2歳馬ならば、どんな馬がいるのだろうか。
指名したローミンレイチェル01(母父Mining)の他に、スウィフトカレント(母父Machiavellian)、タックスヘイブン(母父Alyder)、グレイトジャーニー(母父Mr.prospector)、ポインテッドパス01(母父Kris)
父SS母父ヘイロー系では
アサクササイレン(母父Bob Back)、ヌウアヌパリ(母父Kris.S)

こんなとこでしょう。
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