POG2003−2004指名理由

【昨年の教訓】
 昨年の大勝の原因はネオユニヴァースがとれたことに尽きる。あの馬がいなかったらTOPが危うかった。それでも勝ち組にいられたのは、ラントゥザフリーズ、デュアルストーリーという早期からの活躍馬を持っていたからだ。去年は教訓を以下のように書いたが、まさにそれを実践するべきなのであろうと思う。

<2001−2002での教訓>
<・デビューする馬をとること。>
<・それには厩舎や、既入厩情報、産地馬体検査(北海道デビューが目的だから)、早期馬名決定にこだわること。>
<・別にSSだけが走るわけじゃないってことさ。>

【今年の方針】
今年は、新ルールが適用されることになり、より一層出走することにこだわる必要が出てきた。厩舎情報は重要だ。一方で、翌年のマイ血統指名権もあり、そちらも気にしながら指名したいと思ったわけである。

以下は今年の指名馬の指名理由と目標である。参考に02産駒の父も入れた。

【指名理由】

馬名 厩舎 01 指名理由 目標レース 02産駒
ブラックタイド (栗)池江 サンデーサイレンス 馬体よし。厩舎よし。評判最高。
1位じゃないと取れん。
皐月賞候補 サンデーサイレンス
グランデグロリア (栗)森  サンデーサイレンス ゼンノロブロイ全弟で、使い出しの早い森なら、
もっと上手くいくような気がして。
ダービー候補 空胎?
グローリアスデイズ (栗)音無 サンデーサイレンス 全兄リンカーンは順調ならダービーでも
上位入線可能だった。
オークス候補 サンデーサイレンス
モンブランカフェ (美)小島 スペシャルウィーク SW産駒では一番よく見えた。問題は厩舎だ。 2勝+重賞入着程度 スペシャルウィーク
プラズマ (美)萩原 サンデーサイレンス 馬体ではSS1番とみた。美浦所属がどうでるか。 ダービー候補 フジキセキ
エンドレスロード (栗)池添 スピニングワールド 新種牡馬で最も日本適性があると思う父。
重賞馬の半兄を出してる母。
京都2歳S優勝 エリシオ
ブリッコーネ (栗)友道 エンドスウィープ ダ短距離に実績のある父。
夏に指導できるなら、狙ってみたい。厩舎に期待。
ダート短距離で3勝 エンドスウィープ
バレエブラン (栗)池江 ダンスインザダーク 半兄ゴールドアリュールはダービー5着。
ダート馬でもしかたなし。来年SSに戻るのも○。
オークス入着 サンデーサイレンス
トシザショーマ (栗)音無 ブライアンズタイム ブライアンズタイムの馬体NO1。
半兄トシザブイなら長距離で期待大
ダービー候補 ヘネシー
アトランティス (栗)橋口 ダンスインザダーク ダンスインザダークも取りたかった。
馬体がいい牡馬はこれか?
京成杯あたりかな エルコンドルパサー
トーホウファイター (栗)石坂 エルコンドルパサー エルコンは最後の最後で取る気に。
マイルっぽい馬体をねらってみたつもり。
NHKマイル候補 タイキシャトル
ピサノランガー (美)藤沢 サンデーサイレンス これは厩舎。当たり外れが大きいが
SS牡馬ならこれだと思った。
ダービー2着? フジキセキ
タニノカプチーノ (栗)松田国 デヒア 牝馬で胴がつまってお尻が丸い。
ゴムマリのようなと形容される感じ。
短いところで。
ファンタジーS ヘクタープロテクター
Two Punch Lil01 (栗)田嶋 Exploit 金額。セールの時の調教タイムが
1F9秒台という兵。
デビューできれば。馬体よし。
NHKマイル入着 不明
クラシックローズ (栗)橋口 コマンダーインチーフ 半姉ローズバド。
ノーザンダンサー系牝馬を探してたら
この馬の馬体がよかった。
桜花賞出走 サンデーサイレンス
スターマーケット (栗)松田国 ブロッコ 松国、金子コンビがセレクトセールで
狙ってとった1頭。
父はこれまでJRA勝ち3頭のみ。
地味だが面白そうなので。
2勝 フサイチソニック
パーソナルラッシュ (栗)山内 Wild Rush 山内マル外での評判がもっとも良い馬。
とりあえず山内の見本。
1勝+入着数回 不明
マゼランクロス (栗)山本 ウォーニング 馬体良し。ノーズヒルズ。
ダートに強い厩舎というイメージが
いかにもぴったり
全日本2歳優駿 クロコルージュ
ユウゼータ (栗)田中 ユウトウセイ 馬体以外に強調する材料はない。 2勝 ユウトウセイ
イストワール (美)古賀 サンデーサイレンス 桜花賞を狙うような、
短距離型のSS牝馬。血統背景がよい。
桜花賞候補 サンデーサイレンス

【ドラフト・時間経過とともに】

<1位> ブラックタイドは競合したら嫌だなーと思って、ローミンレイチェル01でいこうかと思ったり、結局控え1位にまわしたスウィフトカレント(でぶーちょ氏が2位指名)にしようかと迷ったりしたが、結局ブラックタイドにしたら、すんなり。コルポグロッソ氏が狙って来るだろうと思っていたのだが、彼は直前でサイレンスゴールドへ変更したらしい。ラッキーで始まった。
 他の人の1位について、レゴラス、イントゥザグルーヴ、ラフィンムード、ネゴシエーターあたりは指名者も含めて、ある程度予想できる範囲。意外だったのは、でぶーちょ氏のブラックコンドルと、コルポ氏のサイレンスゴールド。スウィフトカレント、エアシェイディあたりが1位にこないとは思ってもみない事態だったが、いづれも控え指名候補なので方針変更はせずに行くことにした。

<2位> 予定通り。02産駒がいないようだったが、ここでは気にしない。
<3位> 予定通り。このあたりも競合必至なのかと思っていたが、意外にも不人気。
<4位> 予定通り。新種牡馬SWでは唯一触手が動いた。厩舎がねー。
<5位> 予定通り。馬体ではSSで一番手。このあたりで指名しないとなくなりそうな気がしたが、他の方の反応を見るともっと後でも良かった様子。

<6位> 予定通り。ちょっと順調すぎる。まあ、この父をこの順位でもっていく人はいないだろうとは思ったが。
<7位> 予定通り指名するも、ゴールドウィン氏と競合。じゃんけんは代理のコルポ氏とだったが、勝利!正直いって、こんな順位で指名してくる人がいるとは思っていなかった。しかも、コルポ氏がこの順位で16位に指名予定していたエスティメーションを持っていってしまった!ここでじゃんけんに負けていたら作戦がかなり変わっていたことだろう。

<8位> 動揺しつつも、予定通り。DID産駒も欲しかったのは事実。それよりも来年のSS産駒の可能性が欲しかった。
<9位> 予定通り。BT産駒って、いいのがいない。去年もそんなこといいながら唯一の重賞勝ち馬を引き当てたのでいいかも。
<10位> 予定通り。順調、順調。橋口師に「過大評価」されない程度に走ってくれればOK。

<11位> 予定通りは予定通りなんです。ただエルコンはインブリードの塊のような種牡馬なので、どんな牝馬でもクロスしやすいというのが、欠点になるだろうと思っていて、あまりとるつもりがなかったんですが、この馬の馬体はすごく良く見えたんですよね。それにクロス自体も3×4のような超近親配合ではなく、ノーザンダンサーの血量が15%程度と主軸がはっきりしているので、それほど気にする必要はないかと思いました。はっきりいって、厩舎が問題でしょう。代表産駒がサンライズペガサス、ダイタクヤマトと早目から活躍した馬が全然いませんからね。年内に勝ち上がってくれれば期待大です。
 また、この巡でマーヴェリック氏に14位予定だったPatently Clear01を指名されてしまって、これはかなりショック。上に6頭いて3頭が違う種牡馬の産駒でそれぞれ重賞勝ちしてますからねー。6位くらいにおいとくべきだったなー。

<12位> 予定通り。当たり外れが大きいだけに半信半疑。しかもSSの芦毛。
<13位> 予定通り。ちょっと調整が遅れているようですが、短いところでは、間違いなく走ると思います。ここで問題発生!でぶーちょ氏に17位指名のテイエムマウンテンを指名されてしまいました。入厩を確認していたのは、予定20頭中この馬だけだったので、えらいショック。(あとで聞いたら、僕が人のHPに投稿した内容を見て指名したとか。しかも僕の投稿だと知らなかったとか。あのサイトを見る人がいるとは思わなかったので、馬鹿なことをしてしまったと後悔しきり。)

<14位> Patently Clear01の代わりを探さなければいけないことになっていて、しかも16、17位にも代替が必要になった。残り7頭中3頭をとられた状態なので、ここらでちょっと予定の見直しが必要だ。同じマル外で、TRセールの調教でとんでもない時計を出したという大物を半信半疑で指名してみることにした。

<15位> 予定していた4頭のなかでも母ロゼカラーは有名といえば有名。これを先に指名しといたほうがよさそうだ。
<16位> 作戦変更の続きを検討するが、この時点で控え指名候補として残っていたのが指名したスターマーケットとイストワールの他にヌウアヌパリ(父SS)、サクラフブキ01(父SS)、ブローザウインド(父デヒア)、ビクトリーサイン(父Grand lodge)、レイナロバリー01(父BT)、ロイヤルスペシャル、ビーバップアルー01(共に父スピニングワールド)。この時、少しでも調教の進んでいる組とかを検討すれば、ビーバップアルー01あたりにしただろうが橋口厩舎を嫌って、結局金子−松田国ラインの可能性にかけてしまった。いよいよ即戦力がいなくなってきたが、この時点で気になってなかった。すっかり方針を忘れている私。

<17位> 意外と下位でも先に指名されたりするので、山内厩舎は先にとっておこうと、元は19位指名予定の評判のマル外を押さえに。
<18位> 大山ノースヒルズの中でも馬体のバランスが最もよかったティーレックス01。予定通りの指名。
<19位> 残り2枠。指名したいのは大穴ユウサレム01と、イストワールを含めた上の太字達の中から1頭。悩むのは後でよいと思って、ユウサレムに。ここで即戦力不足に気が回っていない。

<20位> 最後の1頭で相当悩んだ結果、ここまで牝馬が4頭しか取れてない点を重視した。太文字で残るのは、ビクトリーサイン(父Grand lodge)、レイナロバリー01(父BT)、ロイヤルスペシャルとイストワール。最後の決め手は02年種牡馬だ。順にグラスワンダー、フレンチピュティ、パントレセレブル、SS。SS以外は来年の新種牡馬なので、それをマイ血統に指名する可能性は低いと考えて、SSにした。

【結果感想】
 正直な話、ドラフト前から何回か指名パターンの検討をしていても、これが絶対というのがなかったので、指名予定20頭のうち17頭も指名できたわりには、全然自信がない。今日(6/10)になって、入厩状況をチェックしてみたら、まだ1頭も入厩していないのにはショックを受けた。それでも夏デビューが目標という馬が多いので、救いといえば救いかもしれない。それにしても、とられた牝馬3頭はいづれも痛すぎる。

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