POG2012-13 ドラフト指名理由

コルポグロッソ氏の指名理由(含ussy's twitter)

まずはドラフト
方針について
ブービー。。。ああ、やっぱり、ブービー。。。
まあ昨年度はドラフト終わった時点で微妙なメンバー構成と自分でも思っていましたから〜〜。さあ、次、次!!(過去は振り返らない)
今年の方針は、ズバリ「POG本の評判馬を積極的にマークする」である。初心に帰り、変にヒネらず素直に評判馬を取る方針に変更。
さらに、「個人馬主の逆襲に期待」だ。(毎年同じこと言ってる気もするが。。。)特にベテラン馬主でありながらクラシックのビッグタイトルを掴んでいない”トーセン”や”サトノ”あたりがそろそろ当たりを引きそうな気がしている。
種牡馬の観点では、「ネオユニヴァースの逆襲に期待」だ。今年は前年に比べてディープは40頭以上産駒が減った(117頭)のに対し、ネオは倍近くに増えている(191頭)。繁殖牝馬の質も去年とは違っているので、間違いなく大物が出るだろう。(POG本にそんなことが書いてあった)
後は、「速攻組を確保して一年中楽しむ」だ。今年は新馬戦が早まったことにより例年以上に速攻組に大当たりがいそうな気がする。
特に東京開催のデビューを視野に入れた美浦トレセン側にも大当たりがいるのでは?と思っているので積極的に確保していきたい。
No 馬名   厩舎 性別 父名 母名 母父名 馬主 生産牧場
MY コメットシーカー (栗)藤原英昭 ディープインパクト ガヴィオラ Cozzene キャロットファーム ノーザンファーム
指名理由 昨年が全く鳴かず飛ばずの成績だったので、MY血統はかなり悩んだ。キャトルフィーユの下と最後まで悩んだが、結局数が少なく希少価値が高い(と思われる)ディープ牡馬を確保するということで、こちらを選んだ。キャロットの最高額馬であるし、厩舎も文句なし、馬体自体も褒めている媒体が多かったので、まあ走ってくれるでしょ。唯一の心配は藤原師は社台Fとの相性がいい という点のみ。
(去年のジェントルみたいにMY血統指名を外した馬が大駆けしませんように。。。)
  ussy's twitter   この選択の欠点は藤原−ノーザンだけかな。
1 トーセンパワフル (栗)角居勝彦 ネオユニヴァース アコースティクス Cape Cross 島川 隆哉 ノーザンファーム
指名理由 ドラフト方針に書いたとおりの、「POG本評判馬」、「馬主が”トーセン”」、「ネオユニ産駒」、「速攻組」の全てに当てはまる馬がこの馬だった。単なる評判馬ではなく、ダービー馬の全弟という血統面、厩舎も角居、調教も順調とプロフィール的には完璧である。
MY血統にディープ産駒を指名したのが私だけだったので、みんなはディープの有力馬確保に走ると考え、単独でいけるかと思ったが、そんなに甘くなく3人の競合!! なんとかじゃんけんに勝って確保できた。このドラ1の指名でほとんどのエネルギーを使い果たした。
間違いなく今年の命運を握る1頭。早速、阪神新馬開幕戦に登場予定。おおっと昨年度優勝のussy氏とのドラ1対決。。。ドキドキ。
  ussy's twitter   もう勝ってるしなあ。文句のつけようがないが、札幌2歳Sに出走させるよりは、新潟2歳Sで伸び伸びと走る姿を見たいです。
札幌に行くのは長くいい脚がないからなんてことはないよなあ。
2 サトノノブレス (栗)池江泰寿 ディープインパクト クライウィズジョイ トニービン 里見 治 メジロ牧場
指名理由 2位には橋口厩舎のレッドアリオンを指名したが、またもや競合。しかも今度は負け。。。これは痛い。全兄のリディルを持っていただけに、これは確実に取りたかったが。。。。
外れ2位として「サトノ」で一番臭いと踏んだこのディープを指名。この馬主が池江厩舎へ預託というのも珍しいし、メジロ牧場生産で育成がノーザンというのも珍しい。POG本での評判も良いようだし、順調で新潟に使う可能性もありそうとのこと。
去年はこの厩舎を無視したが、やはりそれは無謀だったようで、POG的にも最も信頼の置ける厩舎になってしまったようだ。
  ussy's twitter   じゃんけんに勝ち、さらにこんな事書いては悪い気がするが、この馬は怪我すると思ってる。肩の肉の方向が他の馬と違って見える。
3 ディオジェーヌ (栗)石坂正 ディープインパクト フォーシンズ Sinndar サンデーレーシング ノーザンファーム
指名理由 これは完璧な後追い指名。思いっきり牝馬二冠のジェンティルをイメージしての指名である。欧州系輸入牝馬のディープ産駒で石坂厩舎。まあ、大体こういう後追いの場合は失敗するんだよなあ。。。ドナブリーニの時と同じく、その次年のディープ牡馬が当たりかもしれないが。
  ussy's twitter   プロフィールの後追いってことでしょ?兄弟とか近親以外だと意外と例がないような気がするんだけど。
4 インナーアージ (美)国枝栄 ディープインパクト ミュージカルウェイ Gold Away サンデーレーシング ノーザンファーム
指名理由 4位は橋口厩舎のカレンバッドボーイを指名したが、またも競合、またも負け。。。ドラ1じゃんけんで運も使い果たしたようである。。。勢いのある馬主(鈴木隆司氏)のディープを確保したかったのだが。。。
外れ4位として悩みに悩んで国枝厩舎のディープ牝馬を指名。輸入牝馬のディープは一つの成功パターンだし、今は一頓挫あって休ませているようだがこの休養がいい方に向いて秋から万全の体制で始動してくれるように期待したい。
  ussy's twitter   この馬欲しかった一頭なんだよ。14位を予定してたのに。秋に間に合うと思うけどねえ。ここは立て続けにサンデーRですな。
5 コディーノ (美)藤沢和雄 キングカメハメハ ハッピーパス サンデーサイレンス サンデーレーシング ノーザンファーム
指名理由 ここでディープ以外のPOG評判馬を選択。上位に指名予定だった馬を根こそぎ取られていたので、中位で指名予定だった馬を繰り上げ。
サンチバの紹介記事などで評価が高く、上2頭も堅実。父がキンカメに変わったことで確変してくれないかと期待。
  ussy's twitter  参りますなあ、こんなに早く指名するとは。これも13位を予定していたのにスコーン!と抜かれました。
気になるのはハッピートレイルズ一族が微妙に晩成な点。
6 ラキシス (栗)角居勝彦 ディープインパクト マジックストーム Storm Cat 大島昌也 ノーザンファーム
指名理由 3頭めのディープ牝馬。。。この馬は先物買い的な要素の強い指名。この馬の弟がセレクトで13,000万で来年の目玉になるかもしれないので、MY血統候補としての確保という、、、、 当然、お姉ちゃんも走っていただいて全然構わないのだが。POG本でのこの馬の扱いを見ると微妙かもしれないけど。
  ussy's twitter  ごめーん!ノーケアです。
7 アドマイヤディープ (栗)友道康夫 ディープインパクト シーズアン Zieten 近藤 利一 ノーザンファーム
指名理由 友道のディープをここで指名。サンチバ登録はされたが馬自体はまだ幼く、デビューは先との情報から二軍リストの馬だった。しかし、ディープ牡馬がことごとく消えたため、繰上げ指名することに。アドマイヤ-友道のラインは良血馬が多い割には結果が今一出ていない感じがするのだが、サンチバの記事で「雰囲気がまさにディープ」なんてのを見たので、POGには間に合わない可能性も分かっていながら一か八かに賭けてみた。
  ussy's twitter  僕もこの馬の写真を見てディープインパクトそっくりだと思いました(リストにも書いたと思う)。だから走るわけじゃないっすよね。
8 ザッツトライアンフ (栗)橋口弘次郎 ネオユニヴァース バロネッセ Theatrical 桑畑隆信 松浦牧場
指名理由 橋口厩舎の2頭を上位でじゃんけん負けしたため、橋口厩舎の馬が取れていないことに気づき、慌てて指名。この馬自体はほとんどPOG本で取り上げられていないし、情報もほとんどないのでかなり怪しい。ただ、この馬は橋口師自身がセリで見初めて落札したということなので、ひょっとするとひょっとしないかなあ(橋口師、悲願のダービー馬がこの馬!?)なんて少しだけ思っている。
  ussy's twitter  無理やり指名しなければいけないほどの厩舎ではない。橋口さんは良血馬を丁寧に仕上げるのは上手ですが、そうでない馬は下手だと僕は思ってる。特に近年は顕著じゃないだろうか。
9 シェーンメーア (美)藤沢和雄 Arch Chatham Maria's Mon 窪田康志 Stone Farm
指名理由 ここで東の速攻系を指名。藤沢師は東京での新馬戦に拘る事が多いので、今回の前倒し東京開催に何頭か準備しているが、その中で一番トーンが高いのがこの馬との事。「シンボリクリスエスの再来」なんて言葉も出てくるほどの期待みたいだが、正直日本の馬場に合うかどうかは走ってみないと分からないけど。父はKrisSの直子ということなので、対応してくれないかなー。6/10 内博でデビュー。
  ussy's twitter  これもノーケアだった。自分の準備不足ばかりを痛感するね。
10 ローズマンブリッジ (美)加藤征弘 ディープインパクト サミットヴィル Grand Lodge 吉田 勝己 ノーザンファーム
指名理由 ディープ牝馬4頭目。。。しかも他の3頭と同じく輸入牝馬にディープのパターン。半兄のスペースアークを指名していたこともあり、指名候補としてチェックしていた。二つ上の全姉がPOG期間中は未勝利という成績が気にはなるのだが、1年空胎でリフレッシュされているだろうし、ずっとディープがつけられている事からもこの繁殖にかなりの期待をしていることが伺える。
  ussy's twitter  この母も傾向として晩成ですよね。それに、この順位でディープインパクト牝馬が欲しい時にこの厩舎でなくてもいいじゃんという気はするなあ。11位以下に出てくる他のPOのディープ産駒が先に出てきてもよさそうじゃない。
11 クライナーヘルツ (栗)池江泰寿 ネオユニヴァース ライジングクロス Cape Cross 林正道 ノーザンファーム
指名理由 ネオユニ3頭目。母父Cape Crossはロジユニヴァースと同じ配合。厩舎も池江、馬主は最近活躍馬が多い林正道氏ということで言うことなし。早くからという馬ではないと思っていたが、順調に来ていて既にNFしがらきにいるらしく夏デビューもあるかも。
  ussy's twitter  馬体写真がない馬は選考対象にすらならない僕の指名方針では、全く無視せざるを得ない。
12 トーセンレディ (美)加藤征弘 ダイワメジャー レディインディ A.P. Indy 島川 隆哉 服部牧場
指名理由 東の速攻系第二弾。しかも”トーセン”の馬ということで今年の方針にマッチした馬である。速攻系を考える時に無視できないのがトレーニングセールの馬、特にブリーズアップセールの購買馬は昨今活躍馬も多く注目したい。当馬はセールの史上最高額を更新したということで話題になり、既に美浦に入厩しており、順調に調教を消化中。福島あたりで出てきてくれれば。。。
  ussy's twitter  出てきますね、2週目に。やるなあ。それにしても加藤さんち2頭目ですか。
赤本イケてなかった馬の、私のトーセンシーザーと同じプロフなのは気にならないのか。それが心配だ。
13 レッドジャイヴ (栗)藤原英昭 アグネスタキオン マンボスルー Kingmambo 東京ホースレーシング 社台ファーム
指名理由 今年がラストクロップとなるタキオンを全く取っていないことに気づき、ここで指名。殿下所有のアイディオロジーと迷ったが、藤原厩舎のレッドジャイブを指名することにした。タキオンは社台ファーム産の方がいいような気がするし、藤原師も社台ファームと好相性、東京ホースレーシング代表の山本氏もクラブ馬の中で一番のお気に入りとのことなので、素直に信じて指名した。
  ussy's twitter  この馬はタキオンが取れなかっ時の抑えとしてリストアップしていた馬で、プロフ的にも完璧だろう。むしろ自分で取りに行かなかったのが不思議。
14 ラブリーデイ (栗)池江泰寿 キングカメハメハ ポップコーンジャズ ダンスインザダーク 金子真人ホールィングス ノーザンファーム
指名理由 毎年取っている金子馬をここで指名。池江-金子の黄金ラインで!(ってそれは池江パパの時代の話か。。。)ただ、そろそろジュニアとのラインで大物が出てきてもおかしくはないと思って指名。父も母も金子馬ということで走らないパターンのような気もするが、ここに来ての馬体の成長が凄いというコメントや、順調なら夏の新潟でデビューという話もあるらしいので指名することにした。
  ussy's twitter  首が高いんだよね、この馬。
15 カレンケカリーナ (栗)安田隆行 ハーツクライ センスオブアート Unbridled's Song 鈴木隆司 社台ファーム
指名理由 赤本を読んだ人は分かると思うが、須田の「カレン押し」が凄かったので、鈴木隆司氏の馬を何かは指名したくなっていた。もちろんバッドボーイやグラスジョーなどが取りたかった訳だが取れなかったので、このハーツクライ産駒を指名した。それだけの理由。
  ussy's twitter  皆さんの「カレン」押し(なんて今風なんだ)が凄いんで、ああ軽んじたなあという気がしてる。ただ、この馬はハーツクライでミスプロ系肌だし、全姉が全然走ってないのはどうかと。さらに、無理して嫌いな厩舎を選ばんでも−ーーー!
16 ヤマニンシェリル (栗)浅見秀一 アグネスタキオン ヤマニンザナドゥ トニービン 土井 肇 錦岡牧場
指名理由 タキオン牝馬を指名したくてこの馬をセレクト。浅見-ヤマニンは強力なラインだし(最近、活躍馬がいないが。。。)、タキオン-母父トニービンもニックスではないかと思うほど活躍馬の多い配合。ヤマニン復活を期待したい。
  ussy's twitter  首が高いんだよね、この馬。
17 アットウィル (栗)領家政蔵 アドマイヤムーン アフレタータ タイキシャトル 宮川 純造 富田牧場
指名理由 領家厩舎の速攻系を今年もメンバーに加えることにした。去年のカイシュウタビビトは札幌で未勝利を勝ったものの今一の成績に終わったが、このアットウィルは全姉が函館2歳Sを買ったファインチョイスであり、既に函館入りしてデビューに向けて調教を進めているとのこと。函館2歳Sの姉弟連覇を目指しての指名。
  ussy's twitter  いい選択ですねえ。領家厩舎はここのところ函館で爆発してるからね。(実際勝ったし)
18 エーシントップ (栗)西園正都 Tale of the Cat Ecology Acatenango 栄進堂 Newsells Park Stud
指名理由 恒例のエイシン枠をここで指名。栄進牧場のイチオシと評判のMidnight Angelと迷ったが、既に入厩しており坂路で順調に調整されているこの馬を指名。血統的にクラシックうんぬんではないだろうが、スタートダッシュを決めて小倉2歳Sあたりで勝ち負けしてくれれば言うことなし。
  ussy's twitter  評判がいいので、嫌な所をとられたなあと思っていたら、新馬勝ち。母父が出るようならクラシック云々まで行けると思う。
19 プラリネ (美)国枝栄 アドマイヤムーン クーヴェルチュール ブラックホーク ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン 富菜牧場
指名理由 最後はちょっと浪漫指名。母は自分のPO馬だったクーヴェルチュール。地味な血統ながらコンスタントに短距離路線で走ってくれて4000万近く稼いだというPO孝行な馬だった。その初仔ということで期待したい。母と同じく夏デビューで1年間通して活躍していただきたい。
(指名理由は、井崎氏のPOG10頭に入っていたからでは、、、決してない!)
  ussy's twitter  短い所ならという馬。まあ、ありだなあ。
ドラフト後の
放心
ドラ1がじゃんけん勝ちで取れたのは良かったが、橋口厩舎2頭のじゃんけん負けが痛かった。これが取れていればドラフトとしては満点だったのだが。
ただ、去年よりはまずまずのメンバーが集められたかなと思っている。速攻系もある程度取れたし、ディープ牝馬もほぼ狙い通り。後は牡馬のディープ、ネオユニ産駒で重賞レベルの馬が出るかどうかだろう。
今年こそ1年通して最後まで期待を持って楽しめるPOGライフを送りたいものである。。。 



ussyのドラフト指名理由

まずはドラフト
方針について
昨年、優勝させていただいた。あざーす!
ドラフトの選考方針はそう変えないほうがいい。つまり馬体で絞って、その後の人気を考慮して指名馬を決定する方法。
人気といっても昨今はよくわからないのが現状なので、結局、種牡馬、厩舎、〇〇の下、過去のマイ血統などを考慮した。つまり、本はあまり読んでない。
社台Fでディープ産駒に牡馬が生まれなかったという話を聞いた、15頭だか16頭がすべて牝馬だったという。これはもう、” おつげ ” レベルの話で、昨年から続く、” ノーザンファーム優勢 ”を意味するものと思って間違いない。だって、この世代から種牡馬になる馬は社台Fにいないんですから。(ディープ産駒以外ならいますけど)
世間では、ネオユニヴァース4年目かつ初年度ロジユニヴァースという結果があったということを考慮して、今年はネオユニヴァース産駒を押す声も多いが、それなら社台ファーム、ノーザンファームの生産頭数に変化はあるのか。
絶好調のノーザンファームは
ネオユニヴァース32頭、ディープインパクト47頭、ダイワメジャー22頭、シンボリクリスエス22頭、チチカステナンゴ13頭。
社台ファームは
ネオユニヴァース21頭、ディープインパクト15頭、ダイワメジャー24頭、シンボリクリスエス9頭、チチカステナンゴ27頭。

ネオユニヴァースを押しているのはノーザンファームで、社台ファームは明らかにチチカステナンゴ押しというように見える。特に社台ファームのディープ産駒の生産数は少し異常なくらい少ないのである。ノッテル種牡馬に乗るべきというのがノーザンFならば、将来も見てバランスよくというのが社台Fなのかもしれない。私は、ノッテルやつに乗る。
馬主の切り口で見ると、この春のG1、5レースの3着までの15頭中、サンデーレーシングが7頭、キャロットが1頭で一口クラブが過半数をもった。昨年オルフェーヴルのみだったサンデーレーシングは大躍進である。逆に社台レースホースは残念な結果に。ご存知の方が多いだろうが、サンデーレーシングはノーザンFで、社台レースホースは社台Fの運営だから、ノッテルやつに乗るのは正しいように思える。この不況では個人馬主も少し軽く見ていいはず。
・ノーザンFを中心にする。
・社台Fを取るなら、ディープ以外で
・サンデー、キャロット中心に、個人馬主を少々。
それに、唐突だが
・全兄姉の走っている馬がことのほかよく見えるので、それもできるだけほしい。
厩舎についても、成績上位の厩舎であればこだわりを持たずに、馬体重視で選ぶ方が昨年のように池江、角居といったところがいなくても上々の成績を残せているのだから良いはずという考え方で行くが、人気厩舎を早めに抑えないと行けないことは昨年のドラフトでも忘れがちな点であったことを踏まえて指名順位には厩舎の観点を重視しようと思った。
ところが、指名馬が絞りきれなくて、あたふたした状態でドラフト当日をむかえてしまったのである。
No 馬名   厩舎 性別 父名 母名 母父名 馬主 生産牧場
MY エルマンボ (美)堀宣行 ウォーエンブレム ティエッチマンボ Kingmambo キャロットファーム ノーザンファーム
指名理由 悩んだのは、母ムーンレディ(父ハーツクライ=アルテミスハート)。どの本でも馬体や動きを絶賛されていたが、ussy's eyeではどう見ても時間がかかりそうな馬にしか見えない。自分の目を信じるか、他の意見を信じるかで、結局自らが後悔しないと思った選択にした。他にはと見渡しても、今一つピンとくるものがなく、母ティエッチマンボなら質は一流に近いし、世界的に見てもKingmanboにWar Emblemというミスプロの濃いクロスは見てみたかった。厩舎も一流であることもポイント。
1 ラウンドワールド (栗)松田博資 ディープインパクト グレースランド トニービン G1レーシング 社台コーポレーション白老ファーム
指名理由 当然のことながら、母エアグルーヴを検討したのだが、結局馬体がどうとかいうのではなく、母系が晩生傾向があるという方がネックで指名に至らなかった。走られたら仕方ないというやつだ。この馬は、初手から方針違いと非難されるかもしれないとは思うがノーザンFではない。ただ、6/2に阪神でデビューできるくらい仕上がっていて、しかもクラシックに乗せたいと師がおっしゃる器なので1位でなければ無理だろうという、いや、もしかしたらこっちでじゃんけんかもしれないとまで思いきった指名であるのだが、すんなりとれた。個人的には、おや?である。おそらくこの血統ならデビュー戦から勝ち負けではあるが確勝ではない。(追記:3着でした)ただ、3歳クラシックをにぎわすようにはなるはずと思っている。
2 レッドアリオン (栗)橋口弘次郎 アグネスタキオン エリモピクシー ダンシングブレーヴ 東京ホースレーシング エクセルマネジメント
指名理由 リディルの全弟です。この順位で指名しないと取れないでしょう。と思っていたら、やはりじゃんけんになりました。この勝ちは大きいと思いたい。厩舎も全兄のレベルも上級だし、馬体は最高だし。まあ、ケチをつけるとしたら、指名方針と違ってノーザンFじゃないくらい、、、、
3 エルミラドール (栗)笹田和秀 ジャングルポケット アドマイヤサンデー サンデーサイレンス キャロットファーム ノーザンファーム
指名理由 この母もね。とりあえず抑えておくといいんじゃないかと。アヴェンチュラ、トールポピーの全妹なら間違いない。馬体は少し細身ですが、成長するでしょう。これもじゃんけんで勝たせていただいて、今年はじゃんけん2連勝!
4 ヒアズトゥユー (栗)角居勝彦 ディープインパクト ベネンシアドール キングカメハメハ 金子真人ホールディングス 株式会社 ノーザンファーム
指名理由 2、3位でディープインパクト産駒を指名しなかったので、ここからはディープの固め打ちと決めていました。(じゃんけん勝ててよかった。)そんな中で最も欲しかったのは、馬体合格組の中でも、金子馬固めしたこの馬。ノーザンF生産で角居となれば、いくしかない。絶対に取りたいので先に。牡馬よりも先に。
5 ハッピーモーメント (栗)角居勝彦 ディープインパクト アドマイヤハッピー トニービン サンデーレーシング ノーザンファーム
指名理由 昨年のこの母の産駒はドラケンスバーグで、ussy's eyeで絶賛したところ、自分では10位以下でも取れるかと思っていたのに、でぶーちょ氏に3位で持っていかれたという経緯がある。僕はでぶーちょ氏がマイ血統をこの馬にするだろうと真剣に思っていた。でも、残ったので指名しない手はない。それでも最優先にはできずに5位に。角居厩舎のディープの牡馬だから、10位じゃとれなかったことでしょう。
6 アンブリッジローズ (美)国枝栄 ディープインパクト クラシックローズ コマンダーインチーフ キャロットファーム ノーザンファーム
指名理由 この辺りで皆さんが取ったディープ産駒を僕は指名しないもしくはもっと後の順位で指名する予定だった事に気がついた。あらら、これは昨年と似たようなパターンだ。これはいい方に転がれば僕が勝てるが、悪いとディープ全滅もありえるパターンである。それでも、決めた順位どおりに取れるのであれば、それで行くのが筋だろう。このキャロット募集馬は馬体が最も良かった部類で、国枝ならいいだろうという感じなんだが当然ノーザンFである。
7 スペクトロライト (美)堀宣行 ディープインパクト バランセラ Acatenango キャロットファーム ノーザンファーム
指名理由 変わらず続くノーザンFのディープ産駒攻撃。私の戦略をまだまだ他の人に気が付かれるわけにはいかない、というほどのことでもない。が、しかし、言わないでおくのが常道。ところで、ここまで本当に自分の思っていたとおりの指名順位でとれている。他の人と嗜好が異なる点で一抹の不安はあるのだが、もうなんかいいやーと希望の馬を指名してしまった。ディープ産駒は母父がアルファベットの方が走るというのは以前の分析結果にもあるが、実は今年ここまでに指名したのは全部カタカナ。この馬はようやくアルファベットだ。この馬は馬体の伸びがよく、バランスがいいという貴重なタイプ。オークス候補である。
8 エーシンゴールド (栗)野中賢二 Medaglia d'Oro Home From Oz Pulpit 栄進堂 RMF Thoroughbreds
指名理由 エーシンの馬は毎年馬の良し悪しを見極められない。ところがこの馬はよく見える。珍しく必ず取ろうと思った。調べてみると結構な良血馬で、野中師が希望して買ってもらった馬だとか。必ず取りにいくなら早めで。
9 コナブリュワーズ (栗)平田修 キングカメハメハ アンブロワーズ フレンチデピュティ サンデーレーシング ノーザンファーム
指名理由 この前の巡目までは自分で考えていたとおりに取れていたが、9位予定の馬は前順に取られていた。仕方ないのでその次のと思ってみてみると、9位〜15位に予定していた馬がすべて取られていることが判明!そりゃ困った。素直に16位予定を指名しようかとも思ったが、ゴールドウィン氏の過去のマイ血統ということもあり18位予定を繰り上げた。キングカメハメの産駒は肩が立っているのが多いのだが、これは寝ていて、前の半身に逆三角形をイメージさせる形が見えていたので、短距離だろうが必ず走ると考えた。基本方針に狂いはない。
10 ダノンシンフォニー (栗)角居勝彦 アグネスタキオン ヴェイパートレイル カーネギー ダノックス ノーザンファーム
指名理由 ディープインパクト自体の種付け頭数が少ないのは事実なので、最後となったタキオンは狙い目だろうと一般的に思われるような手順で検討してみると、指針のクラブではないが、角居に入る事が決まっていて、姿がいいこの馬はとっておくべきだと考えた。これが16位指名予定だった。
11 アスタラビクトリア (栗)角居勝彦 ネオユニヴァース ホワイトウォーターアフェア Machiavellian 社台レースホース 社台ファーム
指名理由 次々に指名が進み、ここでは本来の指名候補19頭のうち残りが1頭という状態。残りはまだ後ろで十分なので、リスト外で評価の高いものから指名することに。方針の一部にある全兄弟に着目して、全兄ヴィクトワールピサという良血から抽出してみた。牡牝の違いはあるが、走るときは走るものさ。ネオユニヴァースを押してない社台F生産というのはあとで気がついた。。。。
12 シェアードワールド (美)手塚貴久 ゼンノロブロイ デュアルストーリー End Sweep サンデーレーシング ノーザンファーム
指名理由 (もう初戦があり2着敗退でしたが)美浦の坂路で51秒台を出したということで注目したのだが、母が自分のPO馬ということで親近感が。これはさすがに後から馬体を見て、これならいいやー的な感じでの馬体診断。おそらく大物ではないが、確実に1勝して、もしかしたら2勝目、重賞で入着を繰り返すパターンかな。もくひょうはNHKマイル出走です。
13 ホアピリ (美)加藤征弘 キングカメハメハ ライラックレーン Bahri キャロットファーム 社台コーポレーション白老ファーム
指名理由 じゃんけん勝ち!ゴールドウィンさん、ごめんなさい!じゃんけん3連勝です。馬体見てると、まあ1勝は固い。おそらく短距離からマイルで活躍してくれそうだと思ってます。厩舎がなあ、苦しめられた経験のある厩舎なだけに。
14 レコンダイト (栗)音無秀孝 ハーツクライ モテック Last Tycoon 金子真人ホールディングス 社台ファーム
指名理由 プロフィール重視。母モテックはオークス馬サンテミリオンを生んでいる。サンテミリオンといえば、オークスでアパパネと1着同着だった馬。アパパネの馬主は金子真人氏で、この馬の馬主。さらに、この馬の父ハーツクライは金子馬の最高傑作ディープインパクトを国内で唯一破った馬。ほら、金子氏が本来は敵としてもおかしくないようなプロフィールでしょ?この馬を金子氏が持つことに注目してみたい。それだけで指名理由になる。
15 ディープストーリー (栗)藤原英昭 ディープインパクト リードストーリー Editor's Note シルク ノーザンファーム
指名理由 馬体がすっきりしていて、正直大物感があるタイプではないのだが、広い直線、東京ではなくどちらかというと新潟のイメージ、をさっそうと走っていそうなのです。サンデーレーシングだけではなく、社台の支援が濃くなったシルクからの当たりを期待しての指名。この厩舎でシルクを預かるのは初めてなのではないかと思われるので、下手な馬を預けてはいないはずと考えた。
16 ラッキーマイラブ (美)鈴木康弘 フジキセキ ステファニーチャン アーミジャー ターファイト 酒井牧場
指名理由 フジキセキの牝馬は昔持っていたエイジアンウインズの形が基本だと思うが、それに似ている。クラブ馬ではあるがノーザンFの息がかかっているわけではない。厩舎も一流とは言いがたいが、その形と雰囲気にほれた。
17 ウリウリ (栗)藤原英昭 ディープインパクト ウィキウィキ フレンチデピュティ 金子真人ホールディングス ノーザンファーム
指名理由 かなりもっていかれてしまっていたので、かなり悩んだ。ディープのなかでもダート色の濃い馬ではあるが、形は評価できるのでよい。問題はノーザンファームでこの厩舎というのはあまり相性が良くないことかなあ。
18 キングソング (栗)平田修 キングカメハメハ グレイスティアラ フジキセキ 松岡隆雄 下河辺牧場
指名理由 父キンカメ母父フジキセキなら、さすがにダートだろうとは思う。まともに全日本2歳優駿当たりを狙って欲しい。馬主松岡氏なら芝ではなくダートという判断をきちっとしてくるので、いいんじゃないかと。
19 ダイワフレーム ダイワメジャー ラドランファーマ ホワイトマズル 大城敬三 服部牧場
指名理由 父ダイワメジャー×母父ホワイトマズルのニックスは破壊力はないが堅実。昨年いた3頭はすべて勝ち上がり、ダローネガ、トーセンベニザクラはクラシックも走れた。もう候補が少ないので、このような観点で抽出してもよいだろう。
ドラフト後の
放心
8位まで希望どおりなのだから、昨年と同じように「あれ?間違ってるのかもしれない」とは思ってみたが、結局のところ当初の予定を大幅にオーバーして下位のリストを埋めていかなければならなったので、まあ間違ってはいなかった、としておきたい。

ディープインパクト産駒が牡3牝4、キンカメ3、タキオン2、あとは1頭ずつ。牡11牝9は牝馬が1頭多かった。個人的に牝馬を見る目が無い方のようだからそれでいいでしょうと納得させようとしてる。

最後に、じゃんけん3連勝については触れないといけない。僕がこんなにじゃんけんに勝つことなど無い。運をこんなところで使ってしまったわけで、
今年の成績は悲惨なものなのかもしれないぞ、とまで思う。
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